プロジェクト ステッピング機能は、トラブルシューティングやプロジェクトの流れの理解を深めるのに役立つ重要な視覚的合図をユーザーに提供します。 プロジェクトが実行されると、Hero Bot は指示どおりに実行されますが、ユーザーが意図したとおりに実行されない場合があります。 一度に 1 ステップずつ実行されているブロックを確認できるため、ユーザーはどのブロックがエラーの原因であるかを視覚的に把握しやすくなります。
プロジェクトのステッピング機能の使用方法
VEXcode IQ ツールバーの右上にあるステップ ボタンを選択します。
選択すると、「開始」 ブロックの周りに緑色のハイライトが表示され、プログラムの開始位置が示されます。その後すぐに移動して、スタック内の最初のブロックを強調表示します。 ハイライトは、ステップ ボタンが再度選択されるまで、「を開始した」の後の最初のブロックにとどまります。
注: ハイライトはすぐに [Comment] ブロックを通過します。 [Comment] ブロックは、プロジェクトまたはその周囲のブロックを変更しないためです。
ステップ ボタンをもう一度選択して、強調表示されているブロックを実行します。 ブロックが実行されると、次のブロックが強調表示されます。
引き続きステップ ボタンを使用して、一度に 1 ブロックずつプロジェクトを実行します。
プロジェクトのステッピング機能を使用したデバッグ
プロジェクト ステッピング機能は、プロジェクトの流れを遅くし、視覚的なフィードバックを即座に提供します。 これにより、ユーザーは一度に 1 ブロックずつプロジェクトを調べて、動作を観察し、間違いを修正することができます。
この例では、フリングがボールを取り、ハイゴールでボールを獲得することを意図しています。 ただし、プロジェクトのターンは間違った方向に向いているため、ボールはハイゴールで得点されません。
プロジェクト ステッピング機能を使用して、間違いが見つかるまでプロジェクトを段階的に実行します。
誤りを訂正してください。
この例の間違いは、フリングが左に 155 度回転するようにコード化されていたことですが、この方向ではフリングがカタパルトがボールをハイ ゴールに打ち込むための正しい角度になりません。 回転方向は左から右に変更する必要があります。
次に、プロジェクト ステッピング機能を使用して、最初からプロジェクトを再度実行します。 プロジェクトが正しく実行されるまで、このプロセスを繰り返します。